
| 【NDUの世界】沖縄エロス外伝 モトシンカカランヌー |
| 上映素材提供協力:プラネット映画資料図書館 ドキュメンタリー 1971年 94分 製作:NDU |
| NDU(日本ドキュメンタリストユニオンNihon Documentarist Union) 1969年に制作されたベトナム反戦運動を行う青年労働者を描いた『鬼ッ子 闘う青年労働者の記録』から30余年を経て台湾先住民族の靖国神社合祀に抗議する活動を記録した『出草之歌 台湾原住民の吶喊 背山一戦』に至るまで、日本の近代の植民地主義の暴力を目撃し、それを見つめた稀有な映画集団だった。 |
| “モトシンカカランヌー”とは、沖縄の言葉で元金のいらない商売のことで売春婦、ヤクザ、ドロボウなどをさす。1969年沖縄——。2・4全島ゼネストが提起され、それを記録しようと布川徹郎らNDUのメンバーが占領下の沖縄に密航。ゼネストは実現しなかったが、「コザ市照屋1-3-6」を拠点に、アメリカ兵を相手に身体を売る女性たち、沖縄やくざ、ブラックパンサー党の黒人兵、沖縄の米軍基地労働者などの貴重な記録を残す。娼婦アケミの歌声と基地の光景が重なる時、眼前に立ち上がってくるのは何か。最終部分及び音声の一部が欠落している。 |
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