| 【NDUの世界】『アジアはひとつ』 |
| 上映素材提供協力:プラネット映画資料図書館 製作:NDU ドキュメンタリー 1972年 96分 |
| NDU(日本ドキュメンタリストユニオンNihon Documentarist Union) 1969年に制作されたベトナム反戦運動を行う青年労働者を描いた『鬼ッ子 闘う青年労働者の記録』から30余年を経て台湾先住民族の靖国神社合祀に抗議する活動を記録した『出草之歌 台湾原住民の吶喊 背山一戦』に至るまで、日本の近代の植民地主義の暴力を目撃し、それを見つめた稀有な映画集団だった。 |
戦後27年を経た1972年、国境を流浪する台湾人労働者を追いかけ、沖縄本島、八重山群島から台湾へ。最後に大和魂が残るタイヤル族の部落に辿り着く。映画の冒頭は沖縄の「復帰」に伴い集団就職や観光事業が進む様を捉える一方で、近代日本資本主義の発展過程で犠牲になった西表炭坑夫の歴史、日本の植民地時代を生きた朝鮮人や、戦後帰国できずに放置された台湾人の姿を記録する。東アジアの近現代の民衆史を圧倒的なスケールで描いたNDUの集大成となる作品。 ![]() |



